「鬼滅の刃」など人気アニメを制作する会社とその会社の社長が、所得を隠し脱税したとして、法人税法違反の罪などに問われている事件の裁判で、検察側は社長に対し、懲役１年８か月を求刑しました。社長は「本当に本当に申し訳ありません」と述べました。
アニメ制作会社「ユーフォーテーブル」と社長の近藤光被告は３年間で約１億３８００万円を脱税したとして、法人税法違反の罪などに問われています。
１日の裁判で、検察側は社長の近藤被告に懲役１年８か月、法人である会社に対し、罰金４０００万円を求刑しました。一方、弁護側は「脱税した金を個人で使ったという認識はない」などと述べ、執行猶予付きの判決を求めました。
近藤被告は、最終意見陳述で「本当に本当に申し訳ありません」「多くの方にご迷惑をかけてしまった。できることはみんなに報いることです」と謝罪の言葉を述べ、深く一礼しました。
判決は来月１０日に言い渡される予定です。（2021年11月1日放送「news every. 」より）
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